李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(左)と握手するビーガン氏=11日、ソウル(聯合ニュース)
李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(左)と握手するビーガン氏=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が12日、2泊3日の韓国訪問を終えて次の訪問地の中国に出発した。 在韓米国大使館の関係者によると、この日午前に中国に到着したビーガン氏は孔鉉佑・朝鮮半島問題特別代表兼外務次官らに会い、朝鮮半島の非核化と平和体制構築策について意見交換する。 先月末の就任後、最初の海外出張で韓国を訪れたビーガン氏は、11日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官とそれぞれ会談。南北首脳会談を前に朝鮮半島情勢について意見を交わし、緊密な韓米協力への意志を改めて確認した。 また、自らのカウンターパートで、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長とも会談し、非核化推進策について踏み込んだ議論を行ったと伝えられた。 外交部の関係者は、ビーガン氏は中国に続き日本を訪問した後の15日ごろに韓国を再訪問し、李氏と再び協議を行う方向で韓米間が調整していると説明した。
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