握手を交わす李氏(左)とプーチン氏=12日、ウラジオストク(聯合ニュース)
握手を交わす李氏(左)とプーチン氏=12日、ウラジオストク(聯合ニュース)
【ウラジオストク聯合ニュース】ロシアのプーチン大統領は12日、韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相との会談で、「韓国は極めて重要で有望なパートナー」として、「両国関係の発展に満足している。あらゆる分野で進展している」と述べた。 李首相は国際会議「東方経済フォーラム」に出席するため極東ウラジオストクを訪問した。 プーチン大統領は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年のフォーラムで提案した構想「九つの橋」について、「具体的なプロジェクトを模索している」と紹介した。同構想は韓国とロシアが9分野での同時協力を目指すとしたもので、9分野は造船と港湾、北極航路、ガス、鉄道、電力、雇用、農業、水産。 李首相は「韓国政府は両国関係の発展や朝鮮半島の非核化や平和に向け、プーチン大統領が支援していることに深く感謝している」として、「文大統領は韓国とロシアの国交樹立30周年となる2020年までに貿易量を現在の50%、人的交流を100%増やす目標を掲げた」と説明。「朝鮮半島の平和や南北の交流協力が定着すれば、十分に達成可能な目標であり、着実に努力していく」と強調した。 また、近いうちに韓国を訪問するよう求める文大統領のメッセージを伝えた。
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