＜サッカー＞韓国にスコアレスドローのチリ代表監督 「対等だった」

サッカーチリ代表は国際サッカー連盟（FIFA）ランキング12位に位置し、コパアメリカで2連覇を達成した強豪国だ。客観的に、韓国より強い相手と0-0のスコアレスドローとするのは、”悪くない”結果だった。

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　パウロ・ベント監督（49）率いる韓国代表は11日午後、水原ワールドカップ競技場で開かれた南米の強豪＝チリとの強化試合で、0-0を記録した。去る7日にコスタリカを2-0で下した韓国は、ベント氏が監督として就任後、1勝1分けを記録している。

　試合後、チリ代表のレイナルド・ルエダ監督は「きょうの2チームは、どちらも良い試合をみせた」とし、「我々にもポジティブな局面は多かった。今後、チームが発展するのにおいて、肯定的に活用することができるだろう」と明かした。

　一方で「韓国は1試合（コスタリカ戦）を数日前にこなした上できょうの試合に臨んだが、われわれは（日本戦は地震のため）1試合もプレーできないまま韓国に来るという不利な条件があった。また、韓国はアジア大会を通して実践経験を多く積んだ選手が多かったが、われわれはこれからリーグ戦が始まるという時点で、感覚が著しく落ちている選手が多かった」と悔しさをのぞかせた後、「決定的なチャンスで、もっと落ちつけていれば良い結果が出ていただろうが、ここからがスタート。総合的に判断し、良い試合をしたと思う」と韓国戦を振り返った。