左から李海チャン氏、鄭東泳氏、李貞味氏(資料写真)=(聯合ニュース)
左から李海チャン氏、鄭東泳氏、李貞味氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)が国会議長や与野党5党代表ら計9人に対し、南北首脳会談(18~20日、北朝鮮・平壌)への同行を要請したことを巡り、韓秉道(ハン・ビョンド)政務首席秘書官が国会を訪れ、各党の代表に協力を求めた。 与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表や野党「民主平和党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)代表、「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表は同行を表明し、野党第2党「正しい未来党」の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)代表は要請を拒否した。同行しない意向を明らかにした最大野党「自由韓国党」の金秉準(キム・ビョンジュン)非常対策委員長とは日程が合わず、改めて面会することになった。 李氏は韓氏との非公開会合の冒頭、首脳会談に同行し、朝鮮半島の非核化と南北経済交流協力が持つ重要性と意味について深く話したいと述べた。また「ほかの党も共に行けば良いのだが、そうならない状況で残念だ」とし、「さらに対話して共に行けるよう努力する」と強調した。 韓氏は与野党5党の代表のうち、一部だけが同行する意思を表明していることについて、「まだ決定したことではないが、行くという政党だけでも同行するべきではないかと思う」と説明した。  韓氏は自由韓国党所属の李柱栄(イ・ジュヨン)国会副議長、正しい未来党所属の朱昇鎔(チュ・スンヨン)国会副議長ともそれぞれ面談したが、両氏は要請に応じない考えを明らかにした。 文喜相(ムン・ヒサン)国会議長と2人の副議長は前日、国会や国際会議などがあることを理由に、同行の要請に応じないことを決めた。
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