握手を交わす李首相(左)と安倍首相=11日、ウラジオストク(聯合ニュース)
握手を交わす李首相(左)と安倍首相=11日、ウラジオストク(聯合ニュース)
【ウラジオストク聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は11日、国際会議「東方経済フォーラム」のため訪れたロシア極東ウラジオストクで日本の安倍晋三首相と会談した。 李首相は「韓国政府は朝鮮半島の非核化と平和定着を実現する上で米国、日本を含む国際社会の協力が切実(に必要)だということを忘れたことはない」と述べ、今後も韓米日の連携を重視する姿勢を改めて示した。 また、18~20日に北朝鮮・平壌で開く文在寅(ムン・ジェイン)政権で3度目の南北首脳会談に触れ、「南北首脳間で朝鮮半島の非核化と平和定着に向けた進展があると期待しているが、(会談は)朝米(米朝)の対話再開にも貢献するのではないかと思う」と述べた。 安倍首相は「北朝鮮の完全な非核化を通じて地域の平和と安定を実現する必要がある」と述べ、「南北関係を改善し米朝間の橋渡し役を追求する韓国の取り組みに敬意を表する。引き続き日韓、日韓米でしっかりと連携したい」と強調した。 李首相は「今後も南北関係に新たな展開があるたびに、事前、事後に(安倍)首相に説明したい」と応じた。文在寅大統領の特使団の一員として5日に北朝鮮を訪問した情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長は10日、安倍首相に訪朝結果を説明している。 安倍首相はあわせて、1998年の韓日共同宣言から10月で20周年を迎えることに言及し、「(この節目が)未来志向の日韓関係構築に向けた弾みとなるよう、文大統領と協力していきたい」と語った。
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