金委員長(右)に文大統領を親書を手渡す鄭氏(青瓦台提供)=(聯合ニュース)
金委員長(右)に文大統領を親書を手渡す鄭氏(青瓦台提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】5日に北朝鮮を日帰りで訪問した韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団は6日、訪朝結果を発表する。首席特使を務めた鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(大統領府)国家安保室長がこの日午前10時40分に記者会見を開き、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との会談結果などを説明する。 特使団は鄭氏をはじめ、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長、金相均(キム・サンギュン)国家情報院第2次長、千海成(チョン・ヘソン)統一部次官、尹建永(ユン・ゴンヨン)青瓦台国政状況室長の5人。4月27日の南北首脳会談を控え3月に訪朝した特使団と同じ顔ぶれだった。 一行は5日午前9時ごろに平壌に到着。対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と歓談に続き、党本部で金委員長に会い、文大統領の親書を手渡した。今月中に平壌で開催する予定の南北首脳会談の日程や議題のほか、完全な非核化を通じた朝鮮半島の恒久的な平和の定着に向けた道筋などについて協議した。その後、北朝鮮側と一緒に夕食を取り、午後8時40分ごろ平壌を出発した。 特使団は金委員長との間で、首脳会談の日程を確定したとされる。 青瓦台は鄭氏の記者会見が終わり次第、4月27日に南北首脳が署名した板門店宣言の履行推進委員会(委員長は任鍾ソク=イム・ジョンソク大統領秘書室長)を南北首脳会談準備委員会に切り替え、会談準備を進める予定だ。
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