芸術界・スポーツ界の兵役特例制度のイシュー化受け…文化体育観光部がTF構成＝韓国

韓国において兵役特例制度に対する世論が拡大、文化体育観光部が関連問題に積極的に対応するためのTFを設けた。

　文化体育観光部の関係者は5日、「兵役特例制度の改善問題が大きなイシューとなっている。主管は国防部だが、主な議論対象は文化体育観光部」としながら「兵務庁が議論を進める際、私たちも共に参加しなければならない。これに対し芸術界とスポーツ界の意見を取りまとめるためにTFを構成した」と明らかにした。団長はイ・ウソン文化芸術政策室長が引き受け、芸術政策官、体育局長らも携わることとなる。

　最近、幕を閉じた「アジア大会2018ジャカルタ」で金メダルを獲得した選手たちへの兵役特例制度がまな板の上にあがった状況だ。事案は国民的関心にまで広がり、李洛淵（イ・ナギョン）首相が4日「さまざまな側面を考慮し、国民の知恵を集めて最も合理的な改善法案を出したい」とする意向を示した。

　文化体育観光部の関係者は「昨日、首相が合理的方案を導き出そうという話をした。今後、積極的な議論を進めなければならない。国会でも法案を準備中で、国会とも議論が必要な事案」と伝えた。