解団式での記念撮影=2日、ジャカルタ(聯合ニュース)
解団式での記念撮影=2日、ジャカルタ(聯合ニュース)
【ジャカルタ聯合ニュース】ジャカルタ・アジア大会最終日の2日、総合3位で大会を終えた韓国が閉会式に先立ちジャカルタ市内で解団式を行った。 大会の後半に登場したボクシングや柔道、卓球、ホッケー男子の選手計約80人が出席した式で大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長は、北朝鮮と共に入場行進した開会式と3競技で南北合同チーム「コリア」として出場しメダル3個を獲得したことの意義を強調。「民族の同質性を取り戻し、一つになった韓国スポーツの力を誇示した」とした上で「アジア大会は世界の平和を一層堅固にする貴重な契機になった」と語った。 「コリア」はカヌーで史上初の金メダルと銅メダル二つを獲得したほか、バスケットボール女子が銀メダルに輝いた。 ただ韓国は今大会、金メダル65個以上を獲得し、1998年のタイ・バンコク大会から6大会連続の2位を目指したが、金49、銀58、銅70の3位にとどまり、20年の東京五輪に向けて各競技で実力を向上させた2位日本(金75、銀56、銅74)に大差をつけられた。 これについて李会長は「われわれが得意としてきた競技(の実力)が世界的に標準化している。粘り強い投資や支援でメダルを獲得できる競技の多様化のために努力する」と述べた。 韓国は陸上や競泳などで1位の中国や日本に大きく及ばなかった上、「お家芸」とされたテコンドーやアーチェリーなどでも思ったような成績を残せず、94年広島大会以来の3位、82年ニューデリー大会以来の金メダル50個未満に終わった。
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