文大統領は憲法を「国民を守る最後のとりで」と述べた。憲法裁判所を「1987年の民主憲法の産物であり、民主憲法を守るために国民が生み出した憲法上の仕組み」とし、憲法裁判所が下してきた決定が国民の基本権と民主主義の成長の礎になったと評価した。
また、文大統領は前政権を退陣に追い込んだ市民の「ろうそく革命」に言及し、「世の中を変えているのは国民」としながら、「国民の手を放してはならない。国民と憲法裁判所が共に進む時、憲法の力が発揮される」と強調した。
憲法の解釈について「時代の精神と国民の憲法認識に応じ、憲法の解釈も常に進化するものと信じる」と言及。一方で「民主主義の完成と人間の尊厳への国民の意と願いは決して変わることがない原則」とし、憲法裁判所がこの原則にしっかり根を下ろすことで、憲法を含む法に対する国民の信頼が一層強まると説いた。
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