国会予算決算特別委員会で答弁する康長官=29日、ソウル(聯合ニュース)
国会予算決算特別委員会で答弁する康長官=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は29日の国会予算決算特別委員会で、9月に平壌で行う予定の南北首脳会談を巡り、米国も開催に同意したかどうかについて、「米国の同意事項というよりは、(4月27日の南北首脳会談で署名された)『板門店宣言』の後続措置のため、米国も十分に理解すると思う」と答弁した。 また、「非核化の進展がない状況のため、われわれの負担も大きい」として、「(北朝鮮と米国の関係改善に)役立つよう準備する。(平壌に)行かなければならない」と述べた。 一方、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は「今のような状況だからこそ(平壌に)行かなければならない」として、「目標としている非核化のため、南北首脳会談が果たす役割があると思う」と語った。 康長官はポンペオ米国務長官の訪朝が中止となった後の25日、同氏と電話会談をしたことに関しては、「非核化で進展がないことや、中国の協力がないことについて(ポンペオ氏から)説明があった」とし、「認識の差はあるかもしれないが、朝米(米朝)、南北関係のためにも韓米間の連携が重要だと協議した」と伝えた。 ポンペオ氏の訪朝中止については「深刻に受け止めており、計画通り推進されないことを残念に思う」として、「米国としては非核化が重要議題なのに、目立った成果がないと判断したようだ」と述べた。
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