外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は28日、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着、新南方政策などに向けた外交努力を強化するとして、2兆3586億ウォン(約2360億円)とする2019年度(1~12月)予算案を発表した。今年度に比べ3.9%増加した。

 

 朝鮮半島の平和促進や南北統一に向けた外交の推進に取り組む予算を今年度の8億ウォンから9億ウォンに増額した。南北・朝米(米朝)首脳会談で合意された朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着に向けた主要国との交流・協力に充てる。

 新南方政策の推進のため、東南アジア諸国連合(ASEAN)や南アジア、太平洋諸国との交流協力予算は35.9%増の22億ウォンを計上した。

 また、在外国民の保護(112億ウォンから117億ウォン)、在外国民領事サービス支援(70億ウォンから74億ウォン)予算も拡大。在外同胞財団への拠出金(590億クォンから630億ウォン)、電子旅券発給・サービス改善(1003億ウォンから1017億ウォン)予算もそれぞれ増額した。

 政府開発援助(ODA)予算は8118億ウォンと4.8%増やした一方、国際機関への拠出金は4545億ウォンと1.2%減らした。


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