南北首脳会談　与野党議員の同行を協議中＝文大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２６日、与党「共に民主党」の新代表に選出された李海チャン（イ・ヘチャン）氏と電話会談し、来月平壌で行われる南北首脳会談で与野党議員が同行することを協議していると明らかにした。同党の金玄（キム・ヒョン）報道官が伝えた。　文大統領は「南北関係は歴史的な責務であるため、党の協力を望む」とした上で、「李代表とは縁が多く、党と青瓦台の相性が合うと思う」と述べた。李代表は文大統領が大統領秘書室長などを歴任した盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権で首相を務めた。　これに対し、李代表は「北を訪問する際、多くの与野党議員が参加できるよう努力してほしい」と要請。金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）との会談では「朝米（米朝）関係が円滑になるよう、朝米対話に積極的に乗り出すことを要請してほしい」と求めた。