21日に金剛山ホテルで行われた団体面会で楽しいひとときを過ごす離散家族(ニュース通信取材団)=(聯合ニュース)
21日に金剛山ホテルで行われた団体面会で楽しいひとときを過ごす離散家族(ニュース通信取材団)=(聯合ニュース)
【金剛山(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族の再会行事は22日、1回目の行事の日程が終了する。

 再会行事は北朝鮮の景勝地・金剛山で2回に分けて進められており、20日から始まった1回目は韓国側の離散家族89人とその家族が北朝鮮に暮らす肉親と再会を果たし、21日までに団体面会や個別面会など計5回、9時間にわたり一緒に過ごした。

 最終日の22日は午前10時から3時間、金剛山ホテルで別れ前の面会の後、全員で昼食を取る。当初の予定では午前11時からだったが、韓国側の提案を北朝鮮側が受け入れ午前10時からとなった。

 韓国側離散家族は午後1時45分ごろバスで金剛山を出発し、午後5時20分ごろ江原道・束草に到着する予定だ。

 2回目は24~26日に、金剛山で北朝鮮側の行事出席者が韓国の肉親と再会する。


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