東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席するためシンガポールを訪問した北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相(右)とポンペオ米国務長官(左)=(聯合ニュース)
東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席するためシンガポールを訪問した北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相(右)とポンペオ米国務長官(左)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮と米国が先週末に続き今週も南北軍事境界線がある板門店で実務協議を行い、北朝鮮の追加的な非核化措置や終戦宣言などの問題について話し合ったもようだ。韓国の外交消息筋が14日、明らかにした。 同消息筋は、「これまで米国と北は実務レベルで持続的に意見の交換を行ってきた」とし、「双方は板門店での実務協議を通じ、具体的な議論に入ったものと承知している」と話した。 北朝鮮と米国は、7月上旬にポンペオ米国務長官が訪朝した後も、中央情報局(CIA)と朝鮮労働党統一戦線部が連絡ルートを稼動させ、協議を続けており、同ルートを通じて実務協議の開催を調整したという。 同消息筋は、北朝鮮と米国には思ったより多くの連絡ルートでつながっていると説明した。 実務協議のため、観光客のための板門店ツアーも今週は関連機関により中止になったことが確認された。 また実務協議で非核化や終戦宣言などの問題に進展があれば、ポンペオ氏が早ければ今月末にも再度訪朝する可能性も高いという。
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