告訴状を提出するため警察署を訪れた被害者と被害者の会の会員=9日、ソウル(聯合ニュース)
告訴状を提出するため警察署を訪れた被害者と被害者の会の会員=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国でドイツの高級車BMWから出火する事故が相次いでいることを受け、BMW車の所有者らは9日、BMW関係者が自動車関連法に違反したとして、ソウル・南大門警察署に告訴状を提出した。欠陥隠蔽(いんぺい)疑惑に対する強制捜査を求めている。 告訴したのは、火災被害にあった車両所有者1人と「BMW被害者の会」に所属する20人の計21人。被告訴人は、BMWグループの品質管理部門を担当する上級副社長やBMWグループコリアの会長ら、グループ本社と韓国法人の関係者6人となっている。 被害者の会の代理人を務め、この日告訴人と一緒に南大門警察署を訪れた法律事務所パルンの河鍾?(ハ・ジョンソン)弁護士は、「来週中に20人ほどが新たに告訴する予定」と話した。欠陥隠しに関し本社と韓国法人がやり取りした電子メールなど確保することが告訴の目的という。 また、告訴人の精神的な被害は大きいとし、損害賠償請求などの訴訟も別途進んでいると説明した。
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