CTBTOのゼルボ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
CTBTOのゼルボ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)準備委員会のゼルボ事務局長は13日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とソウルで会談した後、聯合ニュースの取材に応じた。ゼルボ氏は北朝鮮が非核化する過程におけるCTBTOの役割について、「国際社会が要請し、加盟国が求めるのであれば専門職員と技術により北朝鮮が非核化する過程で貢献できるだろう」話した。 また核実験場の廃棄やミサイル発射場の解体など北朝鮮がこれまで実施した非核化に向けた措置については「現場に検証の専門家がいなかった。われわれはただ報道などで見るしかなかった」とし、「現場で専門家が検証するまで、われわれは実験場が完全に解体されたのか確信することはできない」と評価した。  康長官との会談については、韓国が包括的核実験禁止条約(CTBT)を支持していることに触れた上で、「(北朝鮮)非核化問題にわれわれがどのように対応することができるのか、またCTBTOがどのように寄与できるかを議論した」と説明した。 これに先立ちゼルボ氏は10日、趙顕(チョ・ヒョン)外交部第2次官と面会し、協力策について協議した。
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