サムスン電子の4~6月期業績は半導体事業が過去最高の営業利益を計上した一方、スマホ事業は期待に届かなかった=(聯合ニュース)
サムスン電子の4~6月期業績は半導体事業が過去最高の営業利益を計上した一方、スマホ事業は期待に届かなかった=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が31日に発表した4~6月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比5.7%増の14兆8700億ウォン(約1兆4750億円)だった。過去最高を記録した前期(15兆6420億ウォン)に比べると4.9%減少した。前期比での減少は7四半期ぶり。 4~6月期の売上高は前年同期比4.1%減の58兆4800億ウォン。前期比でも3.4%減少した。 主力の半導体事業は営業利益11兆6100億ウォン、売上高21兆9900億ウォンを計上。営業利益は前期の過去最高記録(11兆5500億ウォン)を再び更新した。 一方、ディスプレー事業は振るわず、営業利益は1400億ウォン、売上高は5兆6700億ウォンにとどまった。 スマートフォン(スマホ)事業を主体とするITモバイル(IM)部門は営業利益が2兆6700億ウォン、売上高が24兆ウォン。「ギャラクシーS9」を含む旗艦機種の販売減とマーケティングコストの増加で、業績が期待に届かなかった。 消費者家電(CE)部門は営業利益が5100億ウォン、売上高が10兆4000億ウォンだった。高付加価値テレビの販売拡大などを追い風に、前年同期に比べ利益が大幅に増えた。 一方、サムスン電子は4~6月期に総額8兆ウォンの設備投資を実行したと発表した。事業別では半導体が6兆1000億ウォン、ディスプレーが1兆1000億ウォンなど。 1~6月の累計では半導体13兆3000億ウォン、ディスプレー1兆9000億ウォンなど総額16兆6000億ウォンの設備投資を行った。
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