米輸送機から降ろされる遺骨(写真共同取材団)=27日、平沢(聯合ニュース)
米輸送機から降ろされる遺骨(写真共同取材団)=27日、平沢(聯合ニュース)
◇米兵遺骨返還 米国務省 「北朝鮮は金銭要求せず」 北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定締結から65年となった27日に同戦争で死亡した米兵の遺骨を米国側に返還したことと関連し、米国務省は「北朝鮮は金銭を要求しなかったし、いかなる金のやりとりもなかった」と明らかにした。ナウアート報道官の名前で30日までに聯合ニュースの書面取材に回答した。北朝鮮が返還に金銭を求めなかったと米政府が明らかにしたことで、朝米(米朝)間の信頼醸成と非核化交渉に弾みがつくかどうかが注目される。◇韓国ITカカオがビッグバン事務所と協力 日本の電子マンガ攻略へ  韓国のIT大手カカオが日本の電子コミック市場の攻略に向け、韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメントと積極的に協力している。カカオの日本法人カカオジャパンが手掛ける電子マンガサービス「ピッコマ」は、YGエンターテインメント所属の人気グループ、BIGBANG(ビッグバン)のキャラクターが登場するマンガ「ゴブリン~BIGBANG STORY~」を独占配信中だ。8月に始まるBIGBANGメンバー、V.I(ヴィアイ)の初日本ソロツアーのプロモーションも展開している。◇韓国政府が勤労・子女奨励金拡大 貧富の差縮小へ 文在寅(ムン・ジェイン)政権は来年から、低所得層と子どもの教育支援のために支給する勤労・子女奨励金を約3倍に拡大する。政府は金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官の主宰で税制発展審議委員会を開き、今年の通常国会に提出する所得税法、法人税法、総合不動産税法、関税法など19の税法改正案を確定した。改正案によると、政府は向こう5年間で約15兆ウォン(約1兆5000億円)まで租税支出を拡大して働く低所得層を直接支援し、貧富の差を縮める計画だ。◇軍情報部隊が大統領の通話盗聴・民間人査察 市民団体が告発 軍隊の人権問題などに取り組む市民団体「軍人権センター」はソウル市内で記者会見を開き、韓国軍の捜査・情報機関である国軍機務司令部が過去に大統領と国防部長官の通話内容を盗聴したほか、民間人数百万人を査察していたと暴露した。同センターは機務司令部要員の情報提供などを基に、大統領や長官の指揮を受けるべき機務司令部が指揮権者まで監視していたと主張した。◇韓国政府が地方分権本格化 関連法一括改正へ 大統領所属の自治分権委員会は、19の部署が所管する518の国家事務を地方に移譲するため、関連法を一括改正する内容を盛り込んだ「地方移譲一括法」改正案をまとめたと明らかにした。これにより、文在寅政権が目標に掲げる地方分権の推進が本格化するとみられる。◇現代元会長の追悼式 北朝鮮が金剛山での開催受け入れ 現代グループは、金剛山観光事業者の現代峨山が北朝鮮の対韓国窓口機関、朝鮮アジア太平洋平和委員会から故鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の追悼式に関する訪問同意書を受け取り、韓国統一部に訪朝申請を行ったと明らかにした。これに先立ち、現代グループは追悼式開催のため統一部に北朝鮮住民接触申請案を提出して承認を受け、北朝鮮と協議を進めてきた。北朝鮮での追悼式開催は3年ぶりとなる。
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