「3・1節」に合わせ33柱の遺骨が返還され、式典が行われた(資料写真)=(聯合ニュース)
「3・1節」に合わせ33柱の遺骨が返還され、式典が行われた(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨35柱が光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の前日となる8月14日に韓国に戻る。徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」が27日、発表した。 同団体が日本から徴用被害者の遺骨を持ち帰るのは今回が3回目。1回目は昨年の光復節に合わせ遺骨33柱を、2回目は日本の植民地支配に抵抗して1919年に起きた三・一独立運動を記念する3月1日の「3・1節」に合わせ33柱を日本から持ち帰った。 同団体の関係者は、77年ぶりに故国の韓国に戻る被害者もいると紹介し、遺骨を預かっていた日本人が韓国に直接運ぶ予定と説明した。 今回、韓国に戻されるのは東京・東村山市の国平寺に安置されていた遺骨。同寺には、強制徴用された犠牲者など、朝鮮半島出身者の遺骨が安置されている。同団体は昨年、国平寺に安置されている遺骨のうち、無縁仏と確認された101柱を韓国に戻すことを決めた。
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