朴被告(資料写真)=(聯合ニュース)
朴被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関・国家情報院(国情院)から裏金を受け取ったとされる事件で、国庫に損失を与えた罪で一審のソウル中央地裁で実刑判決を受けた前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告が、控訴期限の27日までに控訴しなかった。検察側は一審判決を不服として24日に控訴している。 朴被告は長年の友人による国政介入事件でも財閥からの収賄罪などに問われ一審で懲役24年の実刑判決を言い渡されたが、控訴しなかった。昨年10月から出廷を拒否しており、国政介入事件の二審も欠席を続けている。 国情院からの裏金受領を巡っては、20日の一審判決公判で、国庫損失の罪で懲役6年と追徴金33億ウォン(約3億2700万円)を言い渡された。ほかに大統領在職当時、与党の公認候補選びに違法に介入した罪で懲役2年とされた。国政介入事件の一審判決を合わせると懲役年数は合計32年となった。
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