SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)
SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスは27日、半導体メモリーの需要増に対応し成長のけん引役とするため、ソウル近郊、京畿道・利川の本社敷地内に半導体の新工場を建設すると発表した。2020年10月の完成をめどに、年末に着工する。 投資額は3兆5000億ウォン(約3500億円)程度。生産する製品と規模は、半導体市場の状況や自社の技術力などを踏まえて決定する予定だ。 SKハイニックスは、半導体メモリーがデータセンターとモバイル向けを中心に需要が堅調で、人工知能(AI)をはじめとする第4次産業革命に伴い需要が拡大すると判断し、新工場建設を決定したようだ。同社関係者は「既存の工場を増設するなど生産基盤を拡大しているものの、増え続ける需要に対応するには追加投資が不可欠だ」と説明した。 SKハイニックスが明らかにしたソウル大経済研究所の試算によると、新工場による2026年までの経済波及効果は生産誘発額が80兆2000億ウォン、付加価値誘発額が26兆2000億ウォン、雇用創出が34万8000人と見込まれる。
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