金委員長(右)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
金委員長(右)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐朝大使は24日、ロシア・タス通信とのインタビューで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が核兵器の廃棄を決心し、これに従い非核化が短期間に行われることもあり得るとの見解を示した。北東部・豊渓里の核実験場の閉鎖など非核化に関連した措置を大きな進展と評価した。

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 マツェゴラ氏は「われわれはDPRK(朝鮮民主主義人民共和国)の指導者(金委員長)が言うことに、真剣に対するようになった」とし、「私は、この措置が扇動のための宣言ではなく、虚言を弄(ろう)しない限り、一国の指導者の心からの発言とみる」と述べた。また、「金委員長は決定を下し、それに従い行動している」と強調した。

 マツェゴラ氏は、北朝鮮が施設の技術力を踏まえ計画を履行中との見方を示した。同氏は「DPRKは大変特殊な国家で、万一その国の指導者がこの種の決定をしたならば、それは国全体がその決定を完遂するため動員済みであることを意味すると言いたい」とした。金委員長の決断は確固としており、北朝鮮の体制を考慮すると非核化が短期間に実現する可能性もあるとの見立てだ。


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