2016年2月、西海衛星発射場から発射される「光明星4号」=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
2016年2月、西海衛星発射場から発射される「光明星4号」=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】トランプ米大統領は24日、中西部ミズーリ州で行った演説で、北朝鮮が北西部・東倉里の「西海衛星発射場」の解体を始めたとする画像分析を取り上げ、「歓迎する」と表明した。北朝鮮が6月12日の朝米(米朝)首脳会談で約束したミサイル実験場の廃棄に着手し、トランプ大統領が歓迎の意を示したことで膠着(こうちゃく)状態にある非核化交渉が再び活発になるか注目される。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発の主要施設である同発射場は首脳会談で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)がトランプ大統領に破壊を約束したものだ。

 米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は23日、衛星写真の分析結果に基づき、同発射場の主要施設の解体が始まったと明らかにしていた。

 米国と韓国の情報当局は同発射場にある発射台のクレーンの解体が始まったことを確認した。

 また、トランプ大統領は朝鮮戦争で戦死した米兵の遺骨返還に関し、「かなり早く取り組みが始まると思う」として、北朝鮮からの早期返還に期待に示した。


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