2016年2月、西海衛星発射場から発射される「光明星4号」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
2016年2月、西海衛星発射場から発射される「光明星4号」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
◇北朝鮮 ミサイル発射台のクレーン解体 韓国の情報当局関係者は24日、北朝鮮が20日と22日、北西部の東倉里にある「西海衛星発射場」の発射台に設置されていた大型クレーンを一部解体したと明らかにした。韓国と米国の情報当局は発射台の完全な解体に向けた作業かどうかを詳しく分析している。米メディアは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が6月12日のトランプ米大統領との首脳会談で「近く廃棄する」と約束したミサイルエンジン実験場は西海衛星発射場だと報じていた。◇夏休みの高速道路渋滞ピーク 下りは8月3~4日 国土交通部は、今月25日から8月12日までの19日間を夏休みシーズンの「特別交通対策期間」と定め、交通対策を実施すると発表した。首都圏から休暇先に出発する車は8月3~4日、首都圏に戻る車は同5日に最も多くなり、高速道路が特に混雑する見通しだ。◇猛暑に「災害レベル」の対策指示 文大統領 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は青瓦台(大統領府)で開かれた閣議で、連日続く猛暑を災難安全法上の自然災害として管理する必要があるとし、猛暑の危機管理マニュアル策定や被害の補償に関する法的整備など、体系的かつ根本的な総合対策を立てるよう求めた。特に猛暑による電力需要の急増に対して懸念を示し、産業通商資源部が全体的な電力供給計画と見通し、対策について国民に説明するよう指示した。◇保育園送迎バスに児童放置防止装置設置へ 2万8千台に 保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は閣議で、児童が保育園の送迎バスに放置されることがないよう、車内に寝ている子供がいないか確認する「スリーピングチャイルドチェック」装置を年末までに全国の保育園の送迎バス2万8300台に設置することなどを盛り込んだ、「保育園通学車両事故・児童虐待根絶対策」を発表した。これは車内に放置されるなどして乳幼児が死亡する事故が相次いだことを受け、文大統領が完全な解決策を講じるよう指示したことによる措置で、保育士や運転手が安全確認を怠った場合でも、機械やICT(情報通信技術)を利用して児童の安全が確認できるようにする。
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