国会外交統一委員会で答弁する趙長官=24日、ソウル(聯合ニュース)
国会外交統一委員会で答弁する趙長官=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は24日の国会外交統一委員会で、北朝鮮の弾道ミサイル実験場である「西海衛星発射場」の解体に関連した通知があったかどうかについて、今月初旬に平壌を訪問した際、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が朝米(米朝)首脳会談で合意した通り、ミサイル実験場の廃棄を準備していることについて話したと答弁した。 また、「すべて公表することはできないが、(北朝鮮と)緊密に、必要な事項は(情報を)やり取りしている」と説明。西海衛星発射場の解体は、「米国に約束したことを履行するものと評価している」と述べた。 年内に朝鮮戦争の終戦宣言が行われる可能性については、「可能だと見込んでいる」とした。 北朝鮮と米国の非核化協議が膠着(こうちゃく)状態にあるとの指摘に関しては、「70年間敵対関係だった点と核問題の重大性を考慮すると、お互いに時間が必要ではないかと思う」との認識を示した。
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