ポンペオ米国務長官(左)と握手を交わす康長官(共同取材団)=20日、ニューヨーク(聯合ニュース)
ポンペオ米国務長官(左)と握手を交わす康長官(共同取材団)=20日、ニューヨーク(聯合ニュース)
◇韓国外相 南北事業で対北制裁の例外必要も「緩和の段階でない」  韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は23日、米国から仁川国際空港に到着し、対北朝鮮制裁緩和の可能性について、「今は緩和する段階ではない」との認識を示した。韓国政府が国連安全保障理事会の理事国に対し、対北朝鮮制裁の緩和を強調したとされることに関しては、「緩和ではない」と指摘。「(強調したのは)南北事業に必要な制裁の例外を認めてもらうためのものだった」と説明した。◇北朝鮮メディア 「終戦宣言問題、傍観すべきでない」 韓国政府に促す 北朝鮮メディアが韓国政府に対し朝鮮戦争の終戦宣言実現に積極的に乗り出すよう促した。北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は、米国が最近立場を変え終戦宣言を「拒否している」と指摘しながら、「板門店宣言履行の義務がある南朝鮮(韓国)当局も終戦宣言問題を決して傍観してはならない」と強調した。その上で、「非正常的な現在の休戦状態を終息させ、確固たる平和体制を樹立することはこれ以上後回しにできない歴史的課題だ」と主張した。◇猛暑続く韓国 ソウルの予想最高気温36度 韓国は23日も大部分の地域で日中の最高気温が35度前後まで上がる猛暑が続きそうだ。大邱と慶尚北道・慶州で37度、ソウルと京畿道・水原は36度まで上がると予想される。全国的に猛暑警報が発令されている中、日中の最高気温は平年より約4~7度高く、熱帯夜となる地域が多そうだ。暑さが長期間続くことで、熱中症患者の発生や農畜水産物への被害が懸念される。◇単純労働に従事する若者が25万人超 新規採用減で  統計庁によると、学校を卒業したか中退した若者のうち、建設労働などの単純労働に従事する若者は今年5月現在で前年比2万7000人増の25万3000人で、統計を開始した2004年以降最も多かった。ここ数年続いている高い失業率に加え、労働時間の短縮、最低賃金引き上げなど政策の不確実性も重なり、若者の新規採用が萎縮した結果と分析される。◇在韓米軍司令官 北朝鮮「235日挑発なし」  在韓米軍のブルックス司令官(韓米連合軍司令官兼務)は21日(現地時間)、米コロラド州で開かれた安保フォーラムに寄せた映像メッセージで、米国を狙った北朝鮮の挑発レベルは6月の朝米(米朝)首脳会談以前から弱まっていたと明らかにした。ブルックス司令官は「今われわれは(北朝鮮の)挑発なしに235日を過ごした。(昨年)11月29日にミサイルが発射された後、大きな変化が起こるのを目撃した」と述べ、「間違いなく北朝鮮の物理的脅威と力量は今も準備された状態だ。だが彼らの言葉と行動を見ると、そのような力量を使用するという意図が変化したのは明白だ」と説明した。◇大法官・警察庁トップ候補 きょう人事聴聞会開催 国会人事聴聞特別委員会は23日、大法官(最高裁判事に相当)候補者の金善洙(キム・ソンス)氏、警察庁長内定者の閔ガプ龍(ミン・ガプリョン)氏に対する人事聴聞会を開催する。聴聞会では、金氏が弁護士時代に受け取った高額の報酬やマンションの虚偽契約書作成などの問題が争点になるとみられる。特に野党は金氏が13年に左派少数野党・統合進歩党の解散審判で同党の弁護団長として活動した履歴などを問題視しており、政治的中立性について集中的に追及する見通しだ。
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