北朝鮮とのスポーツ交流など、対北事業を進行中の「Paektu Cultural Exchange」を運営するカナダ人のマイケル・スフェイバー代表は自身のSNSを通して、北朝鮮産「ブラックキャビア」の写真を初めて公開した。
キャビアは贅沢品に分類され、スイスや日本など主要国が国連決議に伴い対北制裁を通して「対北輸出禁止品目」に指定している。
このような制裁の背景には、金正日(キム・ジョンイル)総書記の時代から始まった金ファミリーの「キャビア愛」がある。過去、金ファミリーの専属料理人として北朝鮮で生活していた藤本健二氏は自身の著書で、故金総書記がキャビアを好んで食し、担当者がキャビアを購入するため海外出張に出ていたと証言している。
現在、北朝鮮は貿易会社の名義でキャビアを独自生産。貿易制裁によって不足した分を補い金ファミリーおよび上流階級家庭の食卓に並ぶほか、輸出を通した外貨稼ぎを目的にしているとみられる。
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