【ソウル聯合ニュース】8月18日にインドネシアで開幕するジャカルタ・アジア大会の3競技で韓国と北朝鮮の合同チームが結成される。 3競技はバスケットボール、カヌー、ボートで、共にメダル獲得の可能性が比較的高く、期待を集めている。 バスケについては、平壌で4、5の両日に開かれた南北統一バスケットボール大会に合わせて、南北合同チームの構成に関する具体的な意見交換が行われた。韓国バスケットボール協会の要請により、北朝鮮の女子代表の3人が韓国チームに加わる。 アジア大会のバスケ女子は12人の選手で構成され、韓国側9人、北朝鮮側3人の選手により合同チームが結成されるとみられる。 バスケ女子南北合同チームの目標は優勝だ。韓国代表チームは2014年の仁川アジア大会で優勝。10年の北京大会では準優勝している。 カヌーはドラゴンボート(トラディショナルボート)で男子と女子がそれぞれ合同チームを作る。男女8人ずつ合計16人(候補選手2人含む)が参加するが、韓国から8人、北朝鮮から8人が合同チームに入る見通しだ。 ドラゴンボートは10年の広州アジア大会で正式種目に選ばれた。今回のジャカルタ大会では男子200メートル、500メートル、1000メートル、女子200メートル、500メートルの5種目が行われる。メダル獲得の可能性も高い。 ボートでは男子舵手なしフォア、男子エイト、女子軽量級ダブルスカルで合同チームを結成する。舵なしフォアは4人の選手による種目で、韓国側から2人の選手が出ることになった。9人が出場するエイトでは韓国側から5人が出場し、2人が出場する女子軽量級ダブルスカルは韓国側から1人出場する。北朝鮮選手が合流する時期は決定していない。
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