「廃業」として在庫を売りさばく自営業者(資料写真)=(聯合ニュース)
「廃業」として在庫を売りさばく自営業者(資料写真)=(聯合ニュース)
◇自営業者向け貸し出し増加 貸し倒れの懸念も 韓国銀行(中央銀行)によると、銀行の個人事業主向けの貸出残高は6月末に302兆1000億ウォン(約30兆円)で、1年前に比べ10.8%増加した。米利上げの影響で貸出金利は上昇傾向にあり、自営業者は返済負担が徐々に増している上、来年の最低賃金も引き上げられるとあってアルバイトなどの雇用が一層難しくなりそうだ。最近では貸し出しの増加に伴い延滞率も上がっており、貸し倒れの懸念も膨らむ。◇金利低くても安全 定期預金増える 今年に入り、銀行の定期預金にお金が集まっている。韓国銀行によると、5月末に預金取扱銀行の定期預金残高は656兆5132億ウォンと集計された。昨年末から5カ月間の増加額は39兆433億ウォンと、2010年同期に次ぐ速いペースとなっている。定期預金の金利は低いものの、先行きが不透明なことから、安全資産の代表である定期預金を頼る人が多いようだ。◇最大野党 党立て直しへ非常対策委員長選任へ 最大野党「自由韓国党」は17日午前に全国委員会を開き、金秉準(キム・ビョンジュン)国民大名誉教授(64)の非常対策委員会委員長選任を議決する。同委員長は6月の統一地方選で惨敗した党の再建を担う。前日に金氏の内定が発表されていた。◇きょう憲法制定70年 国会で式典 17日の「制憲節」を迎え、憲法は制定から70年となった。国会は記念式典を開き、憲法制定の意義をたたえ、法治主義と憲法の精神を守ることをあらためて誓う。式典では文喜相(ムン・ヒサン)国会議長があいさつする。
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