今回の改正の主な内容はポスティングシステム(非公開競争入札)に関するもので、ポスティングの手続きや移籍金の規模などを変更した。
これまではメジャーリーグ進出を目標にポスティングされた選手が移籍金の最高額を提示したMLB球団と単独で交渉を進めた。しかし改正された協定によると、選手は自身と契約の意思を示したすべてのMLB球団と30日間、自由に交渉できる。
ポスティングを通じてKBO球団が支給される移籍金も細分化された。上限と下限など制限がなかった移籍金は、ポスティングされた選手とMLB球団の契約規模に応じて、一定比率を支給されるものへと変更された。
さらに11月1日から翌年3月1日までだった従来のポスティング要請期間は、11月1日から翌年12月5日までに短縮された。
なお、今回の米韓選手契約協定改正案は2021年10月31日まで有効である。
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