韓国　けさのニュース（７月４日）

◇南北統一バスケきょうから　正恩氏観戦の可能性も　北朝鮮・平壌の柳京鄭周永体育館で４日午後、南北統一バスケットボール大会が始まる。この日は南北の混成チーム同士による試合が女子、男子の順に行われる。５日は南北が対戦する親善試合を予定する。北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）が４日、または５日に会場を訪れ観戦する可能性も高いとされる。◇米「善意の措置に対する生産的な結果を期待」　ポンペオ米国務長官の訪朝を控え、米国務省の関係者は３日（現地時間）、聯合ニュースの書面インタビューに、「ポンペオ国務長官が言及した通り、米国は善意の措置を取ってきた」としながら、「生産的な結果が出ることを期待する」と述べた。善意の措置に対する相応の行動を北朝鮮に求めたといえる。この関係者はまた、北朝鮮への食糧やエネルギー援助などに膨大な資金を提供したことが、かえって核・ミサイル開発を手助けする結果となった過去の政権の失敗を繰り返さないとした上で、北朝鮮が非核化するまで制裁を維持する姿勢をあらためて示した。◇公共機関の９割近く　柔軟な働き方へ制度導入　韓国の公共機関の経営情報システムによると、官庁所管の公共機関と付属機関の計３６１機関は、昨年時点で８８．９%の３２１機関が柔軟な働き方に向けた制度を取り入れている。ただ、その内容をみると、勤務時間帯を調整できるフレックス制がほとんどで、出勤を義務付けずプロジェクトの遂行で一定時間労働したものとみなす裁量労働制の導入はごくわずかにとどまる。韓国では今月１日、週当たりの労働時間の上限を現行の６８時間から５２時間に短縮することを柱とする改正勤労基準法が施行されたが、政府はその前から公共機関に対し、仕事と家庭の両立、雇用創出を理由に柔軟な働き方の導入を促してきた。◇財閥系グループ創業家　帝王学は海外で？　財閥系の主要１００グループのうち現在経営に参加している創業家の子ども世代は、その半数以上が海外の大学を卒業していることが分かった。企業情報などを提供するウェブサイトのＣＥＯスコアが調査した。調査対象の１５７人のうち学歴を確認できたのは１１４人で、海外の大学卒業者が６１人（５３．５%）に上った。ボストン大卒が４人、ニューヨーク大、ブラウン大、シカゴ大、コロンビア大、コーネル大がそれぞれ３人と、米国の大学が多くを占めた。