趙氏は南北が朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会など人道的措置を進めることで最近合意したことを説明し、このような関係進展による北朝鮮との交流・協力の強化が北朝鮮住民の実質的な人権向上に前向きな影響を及ぼすことを期待すると話した。またキンタナ氏が北朝鮮の人権状況改善のため行っている国際社会との協力の模索などを評価した。
キンタナ氏は最近の朝鮮半島情勢の進展を歓迎し、このような動きが続くことを希望すると述べた。また北朝鮮人権の実質的改善のためには国連との協力をさらに拡大する必要があると強調したという。
キンタナ氏の訪韓は2016年の就任後4回目。10月に国連総会に提出する報告書に訪韓の結果や勧告などを盛り込む。
この日来韓したキンタナ氏は10日までの滞在期間中に、韓国政府の高官や市民団体、北朝鮮脱出住民(脱北者)などと面会し、10日午前に記者会見を開く予定だ。
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