<2018W杯>4年で激変したアジアサッカー…“16強”日本に“ドイツに勝利”の韓国(画像提供:wowkorea.jp)
<2018W杯>4年で激変したアジアサッカー…“16強”日本に“ドイツに勝利”の韓国(画像提供:wowkorea.jp)
アジアサッカーが世界の舞台で4年前とは激変した姿を見せ、サッカーファンを驚かせた。

 日本は去る28日午後11時(日本時間)、ロシアのヴォルゴグラード・アリーナでおこなわれた「2018 FIFAワールドカップ ロシア」H組第3戦でポーランドに0-1で敗北したが、勝ち点、得失点差、得点数で同率のセネガルにフェアプレーポイントで上回り、ベスト16進出を決めた。日本は予選でイエローカード4枚、セネガルは6枚だった。

 これにより、アジアから8年ぶりにW杯ベスト16に進む国家が生まれた。また、アジア国家は今回のW杯で善戦し、4年前に失墜した名誉回復に成功した。

 2014年ブラジル大会にはアジア代表として韓国、日本、オーストラリア、イランが出場。だが、4カ国の成績は低迷した。韓国、日本、イランは2敗1分に終わり、オーストラリアは3戦全敗だった。4カ国合わせて1勝もできなかったことになる。2010年の南アフリカ大会で韓国と日本がベスト16に進出したことを考えると、悔しさが残る結果だった。

 今大会には4年前のW杯に出場した4カ国にサウジアラビアが合流、計5カ国が世界の舞台に上がった。出発は良くなかった。サウジアラビアが15日(開幕式)、“開催国”ロシアに0-5で完敗した。試合後、英国BBCの解説者は「サウジアラビアを見ると、アジア予選で脱落した国家は深刻だ」とアジアサッカーを酷評した。

 だが、イランがモロッコを1-0で下すと、アジアサッカーは再び息を吹き返した。ここに、日本が前回大会ベスト8のコロンビアを2-1で破り、世界を驚かせた。日本はW杯史上初めて、南米チームに勝利したアジア国家として記録された。

 初戦完敗を喫したサウジアラビアは第2戦から変化した姿を見せた。ウルグアイを相手に堂々とした試合を展開、簡単に得点を与えなかった。

 イランと日本はスペイン、セネガルとの第2戦で勝利こそできなかったが、魅力的なサッカーを見せた。第1戦の際、共にビデオ判定(VAR)で肩を落としたオーストラリアと韓国はそれぞれ、デンマーク、メキシコを相手に善戦した。

 そして、組別予選最終試合でアジアサッカーは威力を発揮した。サウジアラビアはアフリカ・ネーションズカップの最多優勝国(7回)エジプトに、試合終了間際に放った決勝ゴールにより2-1で勝利を飾った。アジアチームの今大会3度目の勝利だった。

 今大会、アジアサッカー善戦の頂上に韓国が立った。2敗と不振だった韓国が“世界1位”ドイツを2-0で倒したのだ。韓国はアジア国家で初めて、W杯“ディフェンディングチャンピオン”を破ったことになる。ドイツは1938年以降で初めて、リーグ予選脱落という結果となった。ここに日本が組別予選最終日にベスト16行きを確定させ、アジアサッカーの成長をアピールした。


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