ポンペオ国務長官(左)とボルトン補佐官=(ワシントンUPI=聯合ニュース)
ポンペオ国務長官(左)とボルトン補佐官=(ワシントンUPI=聯合ニュース)
◇「迅速な非核化」に拍車 米安保・外交トップが役割分担 米国が12日にシンガポールで行われた朝米(米朝)首脳会談の後続措置として「迅速な非核化」に乗り出す中、対北朝鮮強硬派のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が再び前面に出てきた。ボルトン氏は20日(現地時間)米メディアのインタビューに対し「長く引き延ばされ、遅延する会談は行わない。北朝鮮も迅速に動くことを望むべきだ」として北朝鮮の「行動」を促し、廃棄対象となる核・ミサイルに加えて生物・化学兵器についても重ねて言及した。首脳会談に続く朝米間の会談が間もなく始まると伝えられる中、ポンペオ米国務長官とボルトン氏という外交・安保のツートップが非核化交渉の総括指揮において硬軟の役割分担を行う形だ。◇南北赤十字会談あす開催 離散家族再会行事など議論 韓国と北朝鮮は22日、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会などの人道的事案を議論する赤十字会談を開催する。韓国代表団は、22日午前に朝鮮半島東部の東海線陸路経由で金剛山に向かう計画だ。今回の会談で最も重要な議題は、南北首脳会談で署名された「板門店宣言」で8月15日に行うことで合意した南北離散家族再会行事の具体的な日程や再会の規模などを決めることだ。このほか、韓国側は離散家族の安否確認や手紙の交換、故郷訪問などを北朝鮮に提案すると予想される。◇サッカーW杯 メキシコ戦へ雪辱誓う サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場している韓国代表は23日午後6時(日本時間24日午前0時)からロストフナドヌーで1次リーグ第2戦のメキシコ戦に臨む。メキシコは国際サッカー連盟(FIFA)ランク15位と韓国(同57位)より格段に上で、FIFAランク1位で前回王者のドイツを初戦で下した強敵。18日のスウェーデンとの初戦で0―1で敗れた韓国は、メキシコにも敗れた場合、1次リーグ敗退が決まるが、同日行われるドイツとスウェーデンの試合でドイツが勝てば決勝トーナメント進出の可能性が残る。◇低学歴の高齢者 雇用・失業率が過去最悪に 統計庁によると、今年1~3月期の小学校卒業以下の学歴者の失業率は6.7%で、前年同期(5.3%)比1.4ポイント上昇した。大部分が高齢者である小卒以下の失業率が6%を超えたのは今回が初めてで、低学歴であるほど雇用低迷が際立つ傾向がみられた。統計庁の関係者は「臨時・日雇い職の雇用状況が低調な点が、低学歴者の雇用指標不振に影響を与えたとみられる」と説明した。
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