日本政府、北の非核化に500億ドル支援約束との報道を否定 「事実ではない」

日本政府が、北朝鮮の非核化と関連し費用500億ドルを支援すると約束したとの一部メディア報道を否定した。

　日韓の複数メディアは、菅義偉 官房長官が25日の定例ブリーフィングで、トランプ大統領が6.12米朝首脳会談時、このような発言をしたとの報道について「事実無根」と立場を明かした。

　トランプ大統領は去る12日、シンガポールで開かれた金委員長との首脳会談後、記者会見を通して「北朝鮮の非核化費用は誰が負担するのか」との質問に、「韓国と日本が支援するだろう」と回答していた。

　これと関連し、日本のメディアは同日、日本政府関係者の言葉を引用し、トランプ大統領が金委員長との首脳会談時、「日本が北朝鮮の”完全な非核化”に必要な費用名目で、500万ドルを出すと約束した、との話をした」と報道。

　また、同関係者は「北朝鮮を500億ドルの支援を受ける対価として、地下資源の開発権を日本側に譲る用意がある」と伝えた。