李氏はまた、政府は参戦兵への礼遇に最善を尽くしているとし、存命している元参戦兵を一人でも多く探し出す姿勢を示すとともに、北朝鮮と協力して戦死者の遺骨発掘も急ぐと約束した。南北軍事境界線を挟む非武装地帯での遺骨発掘が始まれば、海外から参戦した人々の遺骨も発掘できるだろうと期待を寄せた。
李氏のあいさつを昨年の同式典でのあいさつと比較すると、南北関係の大きな変化を読み取れる。昨年の式典で、李氏は北朝鮮に対し「朝鮮半島非核化の道に出てくるべきだ」と呼びかけるとともに、北朝鮮が拘束している韓国人らの解放を求めた。
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