文大統領がモスクワ出発　Ｗ杯メキシコ戦会場で韓国代表応援へ

【ソウル聯合ニュース】国賓としてロシアを訪問している韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、２３日午後６時（日本時間２４日午前０時）から行われるサッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会１次リーグＦ組の第２戦、韓国対メキシコ戦を試合会場で観戦する。　前日にプーチン大統領と会談し、共同記者会見や夕食会などの日程を終えた文大統領は、２３日午後にモスクワを出発し、試合が開かれるロシア南部のロストフナドヌーに向かう。　第１戦でスウェーデンに敗れ、ベスト１６進出に望みをつなぐために落とせないメキシコ戦で、文大統領は韓国代表の勝利を願い、選手と同じ赤いユニホームを身に着けて応援する予定だ。　韓国大統領がＷ杯の試合を会場で観戦するのは、韓日共催となった２００２年大会当時の金大中（キム・デジュン）大統領以来。海外で行われるＷ杯で韓国代表の試合を観戦するのは文大統領が初となる。　文大統領は訪ロ前に同国のメディアとのインタビューで「韓国とロシアがどちらも善戦し、準決勝で会うことを願う」とし、２１日にロシア下院で行った演説では「ロシア国民は韓国選手団にも温かい応援を送ってほしい」と述べた。　文大統領は試合を終えた選手をねぎらった後、ロストフナドヌーを出発し、２４日昼（日本時間）に京畿道・城南のソウル空港（軍用空港）に到着する予定だ。