報道陣の質問に答える大韓赤十字社の朴庚緒会長=22日、高城(共同取材団=聯合ニュース)
報道陣の質問に答える大韓赤十字社の朴庚緒会長=22日、高城(共同取材団=聯合ニュース)
◇南北が赤十字会談 離散家族再会行事など議論 韓国と北朝鮮は北朝鮮の金剛山で、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会などの人道的事案を議論する赤十字会談を開いた。今回の会談では、南北首脳が4月27日に署名した板門店宣言に「8月15日を機に」実施すると盛り込まれた南北離散家族再会行事の具体的な日程や再会の規模などを決めることが最重要議題となる。韓国はさらに、生死確認や手紙の交換、故郷訪問などを北朝鮮に提案し、問題の根本的な解決を働き掛けると予想される。◇赤十字会談 南北代表が成果に期待 北朝鮮で開かれている赤十字会談で、韓国側首席代表を務める大韓赤十字社の朴庚緒(パク・ギョンソ)会長は全体会議の冒頭、「真心を持って解きほぐしていけば、1日の日程だが多くの話ができるだろう」と会談の成果に対する期待を示した。これに対し、北朝鮮側団長の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会のパク・ヨンイル副委員長は「不名誉な過去に断固として決別し、新たな決心で正しい心がけを持つ時、北南(南北)間の人道主義(的)協力事業は全ての事業が順調に解決し、赤十字関係にも劇的な変化が起こると考える」と強調した。◇自動出入国審査 導入10年で1億人利用 韓国法務部は22日、2008年6月に自動出入国審査システムを導入してから10年で利用者が1億人を突破したと伝えた。審査官と対面せずに旅券や指紋、顔情報などを活用して出入国審査を行う自動化ゲートは、08年6月に仁川国際空港に20台が初めて設置され、昨年末現在、全国8カ所の空港・港湾で169台が運営されている。法務部は、昨年3月から事前登録なしに自動化ゲートを通過できるようになったことで、利用者が大きく増加したと分析した。◇「完全な非核化」急かす米国 じらす北朝鮮 歴史的な朝米(米朝)首脳会談から10日が経ち、米国は首脳会談で合意した「朝鮮半島の完全な非核化」に向けた勢いを維持しながら北朝鮮に後続措置を促しているが、北朝鮮は時間稼ぎを続けている。トランプ米大統領は朝米首脳会談の成果を積極的にアピールし、北朝鮮の新たな動きを促しているように見えるが、北朝鮮はまだはっきりとした反応を見せておらず、朝米会談に続く実務交渉の日程はもちろん、ポンペオ米国務長官の交渉相手が誰になるかも分かっていない。このような中、先日行われた3度目の朝中(中朝)首脳会談が非核化の進展速度に与える影響に関心が集まっている。◇サッカーW杯で孫興民に過大なプレッシャー?海外メディア指摘 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグF組の韓国代表は24日午前0時(日本時間)、ロストフナドヌーで第2戦のメキシコ戦に臨む。AFP通信は、勝敗の鍵を握るエース、FW孫興民(ソン・フンミン、トットナム)がプレッシャーに苦しめられていると紹介した。同通信は「韓国が孫興民にかける期待はサラー(エジプト)、ロナウド(ポルトガル)、ケイン(イングランド)ほど重大だ」とし、世界トップ選手のアルゼンチン代表・メッシでさえチームメンバーのサポートを受けているのに比べ、孫興民が重圧を一身に受けているのは不公平な面があると指摘した。◇7月の気温 平年並みか高くなる見通し 気象庁が発表した3カ月予報によると、今年7月の韓国の気温は平年(24~25度)並みか高く、降水量は平年(240.4ミリ~295.9ミリ)並みか少なくなる見通し。7月前半には低気圧の影響で雨が多く降りそうだ。
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