外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
外交部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は22日、途上国におけるエイズ、結核、マラリアの治療普及を支援する国際機関、国際医薬品購入ファシリティー(UNITAID)の執行理事会で独自議席を確保することになったと伝えた。

 外交部によると、フランスで20~21日(現地時間)に開かれた同機関の執行理事会で、韓国のこれまでの貢献を認め、理事会内で韓国が受任している理事職を従来の「アジア国家代表」から「韓国代表」に変更することを決めたという。

 外交部は「決定により、韓国は機関を設立した5カ国の理事国(フランス、英国、ノルウェー、ブラジル、チリ)と同じ独自議席を理事会内で得ることになり、完全に韓国の立場から理事会活動に参加できる基盤を築いた」と説明した。

 2006年に設立された同機関は、エイズ、結核、マラリアの医薬品や医療機器市場に介入し、薬と機器の価格引き下げ、品質向上などを促進している。


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