韓国　けさのニュース（６月２２日）

◇トランプ大統領　北朝鮮の全面的非核化「すでに開始」　トランプ米大統領は２１日（米東部時間）、ホワイトハウスで開かれた閣議で「最も重要なことは全面的非核化（Ｔｏｔａｌ　ｄｅｎｕｃｌｅａｒｉｚａｔｉｏｎ）で、すでに起こりはじめた」とし、「われわれは非常に早く動いている」と述べた。また北朝鮮がミサイルエンジン実験場を廃棄していると言及。北朝鮮の全面的非核化を即時開始するとの内容が朝米（米朝）首脳会談で発表した共同声明の筆頭だとして「誰もそれが可能だと考えなかった」と述べ、朝米首脳会談の成果を誇示した。◇検察・警察の捜査権調整　難航の見通し　　韓国政府は２１日、警察の捜査権限を拡大する内容の検察・警察の捜査権調整案を発表したが、今後の立法化の過程で少なくない障害が予想される。６月の臨時国会が空転している上、国会で捜査権調整案を議論する司法改革特別委員会の活動期限が９日後に終了するためだ。これにより、一部では検察・警察の捜査権調整内容を含む刑事訴訟法などの関連法改正の議論が９月の通常国会までずれ込むとの見方もある。◇仁川空港免税店　きょう運営事業者決定　ロッテ免税店が賃貸料の負担を理由に事業権を返上した仁川国際空港第１ターミナル内の免税店を運営する新たな事業者が、２２日決まる。関税庁は事業権入札に参加するホテル新羅と新世界ＤＦから事業計画プレゼンテーションを受け、事業者を決定・発表する。免税事業で韓国２位のホテル新羅は免税店運営経験の豊富さが、３位の新世界ＤＦはホテル新羅より高い入札金額が強みとされる。