白賢宰さん(右)と李昊ジュンさん=19日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
白賢宰さん(右)と李昊ジュンさん=19日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
【ロサンゼルス聯合ニュース】「慰安婦問題が韓日間に限られた政治的、外交的な問題でなく、人類に普遍的な人権じゅうりんの問題として受け止められるよう、米大陸全体に伝えていく」――。旧日本軍慰安婦問題を知ってもらおうと、韓国の男子大学生2人が自転車で米大陸横断に挑む。 韓国・白石大の白賢宰(ペク・ヒョンジェ)さんと仁川大の李昊ジュン(イ・ホジュン)さんはカリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦被害者を象徴する少女像前で出発式を行い、22日から9月4日までの80日間、6600キロを自転車で走る。ロサンゼルスとシカゴ、ワシントン、フィラデルフィア、終点のニューヨークでは、韓国の複数の市民団体と共に集会を開く計画だ。途中の主要都市でも住民にパンフレットを配り、慰安婦問題について知ってもらう。 出発に先立ち、李さんは19日(現地時間)、「日本でなく米大陸横断を選択したのは、慰安婦問題が女性の人権の問題であることを、損なうことなく知らせようという目的からだ」と説明した。白さんは「高齢になった慰安婦ハルモニ(おばあさん)たちに代わって私が世界に伝えていけることを誇らしく思う」と述べた。2人は自転車を利用することについて、「心臓から送り出される赤い血からエネルギーを得て走る。情熱を示す最も良い方法」とした。
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