PKで先制ゴールを決めた香川=(AFP=聯合ニュース)
PKで先制ゴールを決めた香川=(AFP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組の日本は19日、サランスクのモルドビア・アリーナで行われた初戦で、格上のコロンビアを2―1で下す大番狂わせを演じ、アジアサッカー界に新たな歴史を刻んだ。

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 W杯でアジア勢が南米チームに勝利したのは史上初めて。これまでアジアチームと南米のチームの対戦成績は3分け14敗で、圧倒的な劣勢だった。

 アジアチームで初めてW杯に出場したのはインドネシアだ。1938年のフランス大会に出場し、初戦のハンガリー戦で0-6で大敗した。

 アジアと南米の初対戦は1966年イングランド大会だった。北朝鮮はチリと1-1で引き分け、アジア勢として初めて1次リーグを突破。イタリアを1-0で下し、ベスト8入りを果たした。

 その後、1994年の米国大会で、韓国がボリビアと0-0で引き分けるまで、アジア勢は南米に負け続けた。強靭(きょうじん)な体力とメンタルだけを強調してきたアジアサッカーは個人技のある南米勢に苦戦してきた。

 日本の今回の快挙はアジアサッカーの存在感と潜在能力を、世界に示したと言えそうだ。


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