チェジュ航空の旅客機(同社提供)=(聯合ニュース)
チェジュ航空の旅客機(同社提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)、チェジュ航空が11月から、関西国際空港の発着ターミナルを現在使用している第1ターミナルから第2ターミナルに移転する。同社の李碩柱(イ・ソクジュ)社長が18日、大阪のホテルで地元メディアを対象に開いた記者懇談会で明らかにした。

 関西空港第2ターミナルはLCC専用ターミナルで、現在は日本のピーチ・アビエーションと春秋航空日本の2社が使用している。チェジュ航空は、外国の航空会社として初めて第2ターミナルを利用することになる。

 第2ターミナルは搭乗客が負担する旅客サービス施設使用料が1230円と第1ターミナルより1500円安く、航空料金の低減効果が期待できる。併せて、航空会社が空港に支払う利用料も削減される見通しだ。

 チェジュ航空は第2ターミナルの利用者数が比較的少なく、より快適に空港施設を利用できるほか、バス・電車など交通機関の利用もこれまでより便利になると説明した。

 同社は先ごろ、来月21日から韓国中部・清州―大阪線と大阪―グアム線を新規就航する計画を発表した。

 これによりチェジュ航空が関西空港を拠点に運航する国際線は週77便に増加し、ピーチ・アビエーションとともに関西空港からの発着便が最も多い航空会社になる予定だ。


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