北・東倉里ミサイル実験場、現時点で「破棄の兆候なし」＝金委員長の発言は”真っ赤なうそ”か

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が去る12日、米朝首脳会談で「ミサイル実験場破棄に着手した」と明かした中、現時点で主要実験場は「健在している」との分析が提起された。

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　北朝鮮専門ウェブサイト「38ノース」は14日（現地時間）、「最近、高解像度の人工衛星写真を利用し、北朝鮮のミサイル発射場とエンジン実験場を調査した結果」とした上で、「発射場やその他の実験場でも、施設解体と関連する動きは確認されていない」と明かした。

　これを前に、トランプ大統領は去る12日、シンガポールで開かれた金委員長との首脳会談後、記者会見を通して「金委員長は私に『すでに北朝鮮の主要ミサイルエンジン実験場を破壊（destroy）している』と話した」とし、「ミサイル実験を進行中の実験場も、近いうちに破壊する」と明かしていた。