左から金委員長、文大統領、トランプ大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
左から金委員長、文大統領、トランプ大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部が12日に朝米(米朝)首脳会談が開かれるシンガポールに10日ごろ、職員約10人を派遣する方向で検討している。外交部当局者が5日、明らかにした。

 派遣団は北朝鮮の核問題を担当する朝鮮半島平和交渉本部と報道官室の職員で構成されるという。

 朝鮮半島平和交渉本部は北朝鮮核問題を巡る外交政策の立案や主要国との協議などを担う組織で、本部長は6カ国協議の韓国首席代表を務める。

 派遣団は朝米会談の期間中、北朝鮮核問題に関する議論を中心に会談の進行状況を確認する見通しだ。北朝鮮・米国とさまざまなルートで接触するとみられる。

 現地に多数の韓国報道陣が集まるとみられ、取材支援の業務も行うとみられる。

 朝米会談後の南北米首脳会談の開催が決まり、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がシンガポールを訪問する場合、派遣団の規模は大きくなる見通しだ。


Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0