統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は31日、北朝鮮から招待を受けた僧侶の訪朝を承認したと明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、民間交流のための訪朝が認められたのは初めて。

 僧侶は来月2~6日、平壌を訪問する予定で、北朝鮮の仏教界関係者らと面会。朝鮮戦争時に破壊された金剛山の楡岾寺の復元問題などを協議する。中国・瀋陽を経由して北朝鮮入りする予定だ。

 同当局者は「宗教交流を目的にする訪朝で、多方面で交流を活性化する側面から訪朝を承認した」と説明した。

 北朝鮮は4月27日の南北首脳会談後も韓国の民間団体に訪朝のための招待状を送らなかったが、今回を皮切りに南北の民間交流が本格化するか注目される。 


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