カカオジャパンの電子漫画サービス「ピッコマ」(カカオ提供)=(聯合ニュース)
カカオジャパンの電子漫画サービス「ピッコマ」(カカオ提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のインターネット大手NAVER(ネイバー)とカカオが日本の電子漫画市場の攻略を加速させている。 NAVERの日本子会社のLINEは25日、「LINEマンガ」と「LINEコミックス」の両事業の分社化を発表した。新会社「LINEデジタルフロンティア」を7月に設立し、両事業を継承させる予定だ。両事業の昨年12月期の売上高は約17億7800万円を記録した。 「LINEマンガ」は2013年にサービスを開始し、累計ダウンロード数が1900万件を超える日本最大の電子コミックサービスだ。 LINEは新会社設立を通じ国内外でのさらなるサービス拡大を図る。 カカオジャパンは先ごろ、親会社のカカオやカカオの子会社、Podotreeなどから100億円の資金を調達した。 カカオジャパンは調達した資金の使途について、電子漫画サービス「ピッコマ」や今夏リリース予定の動画配信サービス「ピッコマTV」の関連作品やコンテンツへの投資、マーケティングなどを強化するためと説明した。 「ピッコマ」は16年4月にサービス開始後、2年余りで累計ダウンロード数が800万回を記録し、現在は1日の利用者が120万人に上る。 このようにNAVERとカカオが日本の電子漫画事業に投資しているのは市場の見通しが明るいため。 韓国の情報通信産業振興院は最近まとめた報告書で、日本の電子漫画市場の規模が今年4億800万ドル(約446億円)に達し、今後、年平均9%の成長率を維持し21年には4億7900万ドル規模に成長するとの見通しを示した。
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