韓国ユース野球代表のペ・ジファン、恋人女性への暴力容疑で聴取終え米国へ出国

デート中、恋人女性に暴力を振るったとして告訴された韓国ユース野球代表のペ・ジファン（18）が韓国に帰国。国内で警察聴取を受けた後、米国へ戻ったことがわかった。

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　警察関係者は25日、「ペ・ジファンが先ごろ聴取を受け、容疑の一部を認めた」と伝えた。

　ペ・ジファンは、韓国ユース野球代表の内野手として活躍する有望選手。昨年、アトランタ・ブレーブスと契約を結んだが、球団の規定違反により契約が取り消された。メジャーリーグ事務局は、アトランタに対する懲戒として、アマチュア選手との契約をすべて解除するよう命じた。

　その後、ペ・ジファンは日本の独立リーグ・トライアウトに参加するなど、現役生活を送る努力を続け、結局、ピッツバーグ・パイレーツと契約を締結。ようやく、ペ・ジファンにも順調な選手生活が待っているかにみえた。

　しかし、恋人の女性に暴力を振るったことが明らかとなった。ペ・ジファンの元恋人Aさんは「ペ・ジファンが昨年12月、大邱（テグ）市内で怒声をあげながら殴った」とし告訴状を提出した。

　ペ・ジファンは聴取を終えて米国へ戻ることになったが、事件に決着がついたわけではない。警察は追加での調査を実施した後、検察に事件を送致する方針だ。