トランプ氏(左)と金氏(コラージュ)=(聯合ニュース)
トランプ氏(左)と金氏(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領が24日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との首脳会談を中止する方針を急きょ表明したことに、韓国青瓦台(大統領府)は当惑している。

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 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が22日、米ワシントンでトランプ大統領と会談し、朝米(米朝)首脳会談の開催に向けて連携することで一致した直後だったため、会談中止が知らされると青瓦台には衝撃が走った。

 青瓦台の関係者は、会談中止を知らせるトランプ大統領の金委員長宛ての書簡が公開されると、予測できなかった事態に当惑した様子を見せた。

 青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は書簡が公開されてから約30分後、記者団に対し、「トランプ大統領の意向が何なのか、正確な意味を確認しようとしている」と述べるにとどめた。

 別の関係者も「まずは正確な事態の確認」と、奔走していた。

 文大統領は24日深夜、国家安全保障会議(NSC)メンバーの鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長や康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官、徐薫(ソ・フン)国家情報院長らを緊急招集した。

 青瓦台はトランプ大統領の突然の発表の背景などを確認し、今後の対策を講じていく方針だ。


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