趙顕娥氏は午後1時前に水色のシャツにカーディガン姿で出頭。集まった報道陣を前に「物議を醸し申し訳ない」と頭を下げた。心境を問う質問には「申し訳ありません」とだけ答え、うつむいたまま取調室に向かった。
趙氏は母親の李明姫(イ・ミョンヒ)一宇財団理事長と共に、フィリピン人を大韓航空の研修生と偽って入国させ、家政婦として雇用した疑いが持たれている。
趙氏は、2014年12月に自社旅客機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒って滑走路に向かっていた機体を引き返させたいわゆる「ナッツ・リターン事件」以来、約3年半ぶりに捜査機関に出頭することになった。
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